犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけのために遊びにも主従関係の確認を取り入れる

m1.pngかれこれ一週間前になりますが、ひも付きのおもちゃを購入して遊ばせたら、かなりの飛びつきようで、噛む引っ張るといった行動が激しすぎて(凶暴過ぎて)このままではいけないのかも・・・と思いやめてしまいました。

子犬の時期、ストレス発散にヒモ付きボールで遊ばせてもいいのでしょうか?

m2.pngヒモ付ボール遊びですが、私が推奨する最大の理由は主従関係が保てるからなんです。ヒモがあるのでたぐり寄せて、飼い主のペースで中断したり再開したり・・つまり遊びを主導できるわけです。

ですので反対に言うと主導しないと意味が無いのです。

必ず投げる前に、スワレ、マテをさせます。そして飼い主に十分注目させます。それが出来たらボールを投げます。

噛み付きや引っぱりが激しい場合は、犬が噛む前にヒモを引いて回収してください。追わせるだけで良い運動になります。そしてまたスワレ、マテ・・注目したら投げる・・時には好きなだけ噛ませるのも良いです。(運動やストレス発散は必要です)。

犬はボールに注目しますので、人間の目を見るように「見て」の指示と同時に自分の目を指差します。見るまで犬の顔を手で自分に向けます。(これも型と音)。最初は少しでも見たら褒めてボールを投げましょう。そして徐々に目を見る時間を長く出来るようにしていきましょう。

それに限らず何でも良いのでとにかく指示を出す→犬が従う(あるいは型と音で体現させる)→また指示を出す→従う・・これをやればやっただけ主従関係が深まります。絆が深まっていきますし、犬も飼い主さんも自信が付いていきます。

ですので、意味無くかまったりせず、必ず何か指示を出し褒める・・そういう接し方を意識しましょう。

ただし犬の集中力も限界がありますし、子犬ならなおさらです。期待し過ぎると失望に変わってしまうので、大きな気持ちで望んでください。


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
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