犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬の散歩のしつけで拾い食いとリーダーウォーク

Q.ご質問:
現在の犬の問題行動は、拾い喰いです。また、他の質問内容は、散歩時間(程度)リーダーウォークです。

愛犬(シェルダン犬);19週目 13kg オス(去勢未 ← 今後1~2ヶ月以内に去勢予定)
 愛犬は他には居なく、愛猫が1匹居ます。

人間;旦那(30歳)とわたし(33)

犬は屋内飼いです。居間にハウスがあり、食事.散歩.遊びなど以外はハウスに居ます。犬を迎える前に、自分なりに勉強してみました。なので、無駄に話しかけたり.撫でたり.自由に家の中を歩きまわらせたりはしていません。

物を追いかけるのが好きなので、ラグビーボール(本物より小さいサイズ)や引っ張りっこを私たちが投げて、それを犬が追いかけ拾ってくるという遊びを1~3日に1回、30分前後行っています。1~3日というのは、犬がこの遊び道具に全く反応しない時があるためです。

旦那と引っ張りっこをしています。が、3日に1回程度(旦那が疲れていない時)です。私も引っ張りっこをしてみたのですが、引っ張るチカラに問題があるのか、すぐに犬が飽きるので現在わたしはコレで遊んでいません。

散歩は朝夕(又は夜)の2回。各30~60分で、計1時間~2時間になります。少しずつ、時間を減らしたほうが良いのでしょうか?

散歩デビュー前は、庭で追いかけっこやボール遊びをしていましたが、いつもチカラがみなぎっていて、どう犬のパワーを発散させようかと悪戦苦闘でした。散歩デビュー直後は、まず慣れさせるために、近所を10~15分散歩。でも溢れ出るパワーというかチカラというかが、留まることなく、現在の散歩時間となっています。

リーダーウォークを散歩デビュー直後から始めたのですが、一時期、大型トラックに怯えるようになり散歩嫌いになったことがあります。近隣で建築ラッシュが進み始め、大型.超大型トラックが朝の6時過ぎから走るようになってしまったのです。

なので、この時期はリーダーウォークを一切無視して、慣れを優先に考え、トラック等が来るたびに「大丈夫だよ」「これは大きいねぇ」など声掛けをしながらの散歩(短時間、短距離)をしていました。

リーダーウォークなのですが、まだまだ不完全です。というか、5m私にぴったりついたと思ったら、鳥を見つけて走り出そうとしてみたり、おいしそうなものがあれば寄って行き、と、悪戦苦闘中です。

『徐々に私の横に付く時間が延びていく』という考え方で、大丈夫でしょうか?
仔犬ですし、いろいろなものに興味があるのは当然だと思うのです。その魅力に勝てず、走りだしたくなることもあると思うんです。

33歳の私でも散歩中に見たこともない色の鳥が居れば、立ち止まって観察したくもなりますし。いろいろなものを見たり感じたりできるから、散歩は楽しいのだと思っているので、今日の散歩ではリーダーウォークが5m5回も完璧にできた。とか今日は10メートルできた。とかでも大丈夫でしょうか?

リーダーウォークが不完全な為か、犬の拾い食いのしつけに悩んでいます。
練習したのは、道路にエサを置いてそのそばを歩いて、犬が食べそうになったらリードを引いて食べさせない。おすわり、まてをしてエサを私が拾い、私の手から食べさせる。これで、食べ物は人からのみもらうといのを教える。といものでした。が、全く直りません。

散歩に出ると、食べられそうなものがたくさんあります。そして、私の気づきが遅かった場合、食べます。早食いです。犬の糞、鳥の糞、大きな公園に行けば野生のリス.ポッサム.ウサギ.カンガルー等が居て、いろんなトコに糞があります。

また、日本の環境と違い、ゴミ箱があっても、すぐ近くになければ道端にごみを捨てる人たちがまだまだたくさん居ますし、タバコの吸殻は道に捨てるものだと思っているかのように、散乱しています。

拾い食いがあるので、行ってみたい公園などには行けません(ごみや犬の糞が多い為)。拾い食いがなくなれば、公園で好きなだけ走らせてあげることもできるのですが...。(日本にあるようなドッグランはありません)

リーダーウォークができるようになれば、こちらは改善されるのでしょうか、それとも、何か止めさせる方法はあるのでしょうか?

あお向け固めは、庭に穴を掘り始めたり.甘噛みをすぐに辞めなかったりしたときに行っています。もともと誰にでもすぐお腹を出す仔なので、現在はそんなに苦労していません。

反抗期突入が、少し怖い今日この頃です。
長文失礼いたします。
ご指導よろしくお願いします。


A.お答え:生後5か月ですね。もう犬はこの頃になると、だいぶ体もしっかりしてきて体力もつき、やんちゃな盛りです。リーダーウォークや遊びも積極的にやっていきましょう。

ただ、まだこの時期は知能が非常に低いです。生後8か月くらい過ぎてくると、知能がついてきて、そこから色んな経験を通じて学び落ち着きも出てきます。

ですので、それまでは知能の低い小さな猛獣状態ですので、結果を求め過ぎず淡々とやり続けなければいけない、一番難しい時期なんです。

シェルダン君は良い子ですよ(^-^) 自分からお腹も見せるし、吠えや噛み付きも大きな問題がないです。飼う前から、犬のしつけを勉強されたのも良かったです。

さて、ではリーダーウォークのお話です。まずは、簡単な条件下から始めると良いです。誘惑がたくさんある外で、なおかつ食べ物を使って・・となると、犬にも急にハードルが高くなるので、まずは優しい条件からです。

まず誘惑の少ない家の中で、しっかりリーダーウォークができるようにしましょう。時間を見つけてはリーダーウォーク・・特にゴハン前に入念にやることで主従関係がより明確に伝わります。毎日続けましょう。

犬のしつけでは、個別の手法にこだわってはいけません。トイレを教える手法・・拾い食い防止・・吠え対策・・など、各々の手法にこだわるのではなく、犬が「教えを聞きたくなる関係作り」を重視してください。関係ができれば、シンプルな教え方でも犬は覚えようとします。

どんなに良い教え方をしても、叱っても褒めても、関係次第でその効果がまったく違ってくるからです。

まずは普段の何気ない接し方、あお向け・リーダーウォーク・主導型ボール遊びを通じて関係作りです。

そして、室内でのリーダーウォークがスムーズになってきたら、誘惑を追加して練習してみましょう。フードを使った練習は正解でした。ただし、そのあとご褒美で手で与えたのは良くなかったです。

結局は犬各々の解釈次第なのですが、ゴハン時以外に食べさせることで、もうそれを誤解する犬がいます。それと、手で直接与える態度が従属的に映る場合があります。「ゴハンの時間だけ決まった食器で」という条件付けの方が良いです。

とは言っても、犬のしつけで拾い食いは最も難しいしつけになります。犬は生来のスカベンジャー(掃除屋)ですから、拾い食いは本職であり、生きるための大切な本能だからです。石ころでも何でも有機物の臭いがすれば何でも飲み込みます。

特に今は知能も低いですので、根気よく関係作りと教えの連続です。

では手順です。部屋や廊下に点々とドライフードを置きましょう。リードを短く持ち、フードのある地点へ行きます。当然犬は頭を下げ食べようとするので、そこで「ダメ!」と同時にリードを少し引き犬の口がフードに届かないようにします。そしてマテの指示で首輪をつかみ、犬の肩をポンポンして褒めてください。

フードは食べさせません。「リーダーに褒められて嬉しい」・・これがご褒美となるような関係作りをしなければいけません。時間はかかりますし大変ですが、でもそれを見ることで信頼関係と主従関係がどれだけできているか・・足らないか・・というバロメーターになるのです。

褒めたらリードで誘導して、また次のフードを置いた地点でまた同じ教えをします。ひたすらその連続です。毎日やり続けて、しっかりしてきたら、今度は外のリーダーウォークです。ただし、そこでも急にフードを使わないで、まず外の環境下でリーダーウォークそのものがしっかりできるようになってから、フードを使って練習しましょう。

犬のしつけは何でもそうですが、まずは一番優しい簡単なことから教え、出来たらもう少し難しく・・またそれができたらもう少し難しく・・という段階を作ってあげると良いです。

犬も飼い主さんも自信が付き、お互いに信頼感が生まれます。特に知能の低い子犬は、ゼロ→100は無理なんです。

それからボール遊びですが、動きが独特でないと犬は結構飽きます。特に子犬は知能も低いし集中力がないので、意外とすぐ興味が薄れます。かえって成犬の方がモクモクと遊びます。

オーストラリアでも「コング」は入手できるんじゃないでしょうか。大きめのホームセンターやペットショップで探してみてください。楽天などのネット通販でも、海外配送できる物もあります。

コングは良く跳ねるのと、動きが不規則なんです。ラグビーボールも、それほど変則的な動きはしないはずです。それと、コングは穴が開いていてヒモを付けられるようになっているので、ヒモを引いたりして動きを加えることもできますし、回収しながら呼び戻しの練習もできます。

>『徐々に私の横に付く時間が延びていく』という考え方で、大丈夫でしょうか?

↑そうです。徐々に知能も高くなっていきます。経験や慣れも必要です。関係作りも直接の教えも必要です。あせると悪循環になるだけですので、やるべき事を淡々とやり続け、犬の成長と結果を待つ・・楽しく続ける・・そういう意識でのぞまれると良いです。

では、頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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