犬のしつけがQ&Aで分かる!

外でトイレする犬へのリーダーウォークとしつけ

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家で、急にかんできたり、服を噛んできたりしますが、仰向け固めをして、その時は大人しくなります。ただ、かなり抵抗し鼻にしわを寄せて噛み付こうとするのですが、それでも絶対手をゆるめず、おとなしくなるまでしてます。
わざと、手を持っていき、なめるまでゆるめません。なめた時は、いい子と言ってます。

以前と変わったところは、以前は、サークルの外では大人しく、毛をといでもらったり、なでられたりしてなかったのですが、やや、腹を見せ気味に抱っこもできる時もあります。なでるときは、できるだけ、おなかが見える体勢で、仰向けでだっこするようにしています。顔も含め、全身どこを触れても平気です。

これらの、対応がまちがってないか、不安になり、メールしました。ご指導お願いします。
ただ、噛んできた時、仰向け固めが出来ないときは、人間が逃げるしかなくなるのですが、それではよくないと思うのですが、どうすればいいのでしょうか?足元や、とびついて本気で噛んで来ます。

また、家の中でなかなか、おしっこやうんちをしないので困ってます。ペットショップから連れて帰った頃から、おしっこをする時、サークルの中でウロウロして、鳴いて、柵につかまって、おしっこをしてました。現在は、サークルの外に、トイレを置いているので、大概は、おしっこは、そのトイレでします。ただ、サークルから出してやるのは、人間がいる間だけです。トイレをサークルの中に入れておくと、プラスチック部分まで噛んでしまい、食べています。

散歩中に、トイレをしたくなると、走り出します。その時は、リーダーウォークが出来ません。その他の時も、犬が先に行くことがありますが、半分の時間は、引っ張り加減はなくなります。正しいリーダーウオークは、完全に人間のほうが前に出ているのでしょうか? また、ひも付きボール遊びですが、試してみたのですが引っ張り合いになったり、紐で遊んでしまいます。
そのような、状態でも大丈夫でしょうか?


m2.png頑張っておられますね。ちゃんと進歩していますので自信にしてください。その自信も必ず態度に出ますので、勇気と自信を持って続けてください。また犬は自分の優位性がなくなっていくと反発したりふてくされたりしますが、それもしつけが進んでいる証拠ですので、一喜一憂せず続けてください。

あお向けは良いです。続けてください。ただし、ムキになって体罰的にならないように注意するのと、抱っこは従属的になってしまうので緊急時以外は抱っこは止めましょう。また体中触っても平気ということで大変良い状況です。ただ、なでる・・というスキンシップはなるべく少なくしてください。

本当に幼いころは親兄弟から舐められると落ち着いたりする要素になりますが、成犬になると、舐めて挨拶するのは下位の態度なんです。ですので、褒めるときは「○○、良い子」とハッキリ伝え、頭や体をポンポンポンと軽くたたく・・それで十分です。そう以上やると従属的になってしまいます。

> ただ、噛んできた時、仰向け固めが出来ないときは、人間が逃げるしかなくなるの
>
> ですが、それではよくないと思うのですが、どうすればいいのでしょうか?
> 足元や、とびついて本気で噛んで来ます。

↑しつけが浸透するまでは、家の中でもケージから出している時はリードを付けてください。そうすれば暴走が制御でき、そのままリーダーウォークに移行でき注意できます。あお向けと併用すると良いです。

トイレですが、月日とともに成長も落ち着きも出てきます。たまにケージ内にトイレを入れてみてください。噛みグセが直っている場合もあります。主従関係が戻って止める場合もあります。それから休日だけ入れて、頻繁に監視し、噛んだら注意して教える努力も必要です。

それから、人間もそうですが興奮したり運動すると利尿脱糞作用が活発になります。ですのでケージから出してボール遊びやリーダーウォークをして、そのあとケージに入れ音の合図を出すとトイレしやすくなります。

また、いったん外に散歩に行くと見せかけて、チョット歩いたら直ぐ家に戻る・・そしてケージ内で音の合図・・。
このやり方も有効です。ケージに入れてもオシッコしなければ、また外を少し歩いて家に戻る・・コレを繰り返して教えるのも良いです。

リーダーウォークですが、犬が前に行き気味でしたら、頻繁に犬のいる方へ急に曲がってください。反対に犬が遅れるようなら犬と反対方向人間側に曲がってください。(例えば犬が左、人間が右と決めていて、犬が少し前に行き気味なら左へ急に曲がる・・左周りで180度方向を変える・・あるいは左周りで360度回る・・それを繰り返します。)

あと、どうしてもオシッコ、ウンチしたい場合は必ず引っ張ります。ですので、そのタイミングの前に早めに家に戻ってトイレのあるケージ内に入れ、音の合図を出します。

ヒモ付きボール遊びですが、ヒモで遊んでも良いですよ(^-^) ただし、引っ張り合いは対抗意識が強くなるので、止めましょう。離して無視すれば良いです。

大切なのは、ボールを投げる前にしっかりスワレ、マテをさせ、飼い主を注目させる事です。出来たら褒めて投げる・・そのパターンが主従関係の確認であり、主従関係を深めていきます。結局は何でもそうです。接するときは必ず「指示→従う→褒める」。このセットにします。

では、今日はこんなところです。ケガするほど噛まれていないでしょうか。厚手の手袋をすればリラックスして望めます。

引っ掻きは気になりますね。獣医さんの診断結果は何だったんでしょうか。アレルギーでしょうか。草むらに顔を突っ込んだりさせないでください。ダニも居ますし、他の動物から病気や細菌がうつる場合もあります。

それでは、また頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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