犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけで留守番時の食糞の対処法

m1.pngここ毎日、犬のお留守番時の食糞があります。
(糞のかけらが残っているので分かりました)。
食糞は、まったく良くないということでは無いと、よく聞きますが、止めさせたいと思っています。
犬の糞の状態は、コロコロでなく棒状のもの。柔らかすぎず、持てるぐらいのものです。


m2.png犬の食糞のしつけですが、原因は色んな要素があり、複合している場合もあります。
 
まず食糞は動物にとってはごく自然な行為です。栄養がまだ残っているから食べる・・それだけです。生きるための本能です。
それから原因がストレスであったり、遊びである場合もあります。
 
犬の食糞のしつけ対処法ですが、直接的な対処法と間接的な対処法があります。
 
直接的な対処法の一つは、やっぱり現行犯で叱る事です。犬をジロジロ見つめるのはいけませんが、見ていない振りをしながらしっかり監視する必要があります。それから、食糞をしていてウンチがちょうど良い固さの場合は、食糞分を除いたらフードが足りない・・という見方もできます。今は成長期ですから、必要なフード量は増えていきます。また冬は体温を維持するためにカロリーも多く必要です。ですのでフードを少し多くしても良いです。それだけで食糞が直る場合もあります。(夏は若干少なく)。
 
それから、犬のしつけグッズで食糞防止のシロップなども売られていますが、ほとんどの犬は効きません。効いても最初だけです。犬のしつけグッズはみな、そんなもんです。お金の無駄なので止めましょう。
 
次は間接的な対処法です。
 
例えば朝、犬にゴハンを食べさせて、直ぐにそのまま出かけてしまえば、当然数時間の留守番の間にウンチをして食糞してしまいます。そうならない状況作りも大切ですし、食糞がなくてもそうしてあげるべきです。
 
朝ゴハンを犬に食べさせて少ししたら、ケージから出せば興奮して利尿脱糞作用が増します。さらに散歩やボール遊びで体を動かせば、余計にその作用が高まり、ウンチします。(犬のトイレを教えるタイミング作りそのものでもあります)。
 
そうしておけば数時間ウンチする必要はないですし、そうしておくべきです。
 
また退屈からくる遊びやストレスの場合でも、先ほどの朝の散歩・運動・遊びで、心地良い刺激と疲れがあれば、大人しくリラックスして留守番できます。
 
そしてまたまたしつこいですが、何を教えるにしても全ての基盤は犬との主従関係・・という原点に戻るのです。
 
では、また頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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