犬のしつけがQ&Aで分かる!

雄犬のマーキングのしつけ

m1.png最近、犬が雄としての自我に目覚めてしまい、マーキングをするようになりました。

家の中でもマーキングを行うので、何とか止めさせたいのです。

どうしたらよいのでしょうか?


m2.pngまず、やはりできれば去勢手術なのですが、これは単に雄の本能を抑えるという目的だけではなく、ガンなどの病気のリスクが非常に減り、生活全体におけるストレスを軽減し、精神の安定が得られるということです。
 
内容にあるトイレトレーニングを徹底してください。普段の生活のなかで、常に見ていられない時間帯はケージの中で過ごさせてください。放し飼いはいけません。家中が自分のモノだと判断してしまいます。そしてもっとも重要なことですが、マーキング行動はリーダーの自覚です。今の時点で、ご家族のリーダーシップがまだ確立されていないという証拠になってしまいます。
 
どんな優れたトイレトレーニングの手法があってもそれを実施する人を犬が認めていなければ、犬は言う事を聞こうとしてくれません。将来のために、もう一度気持ちを強く持ち、あせらずじっくり基本から取り組んでください。必ず結果は比例します。

毅然とした態度、リーダーウォーク、仰向け、型と音で教える、出来たら褒める・・根気良く続ける事が大切です。
 
犬には人間と同じ知能はありません。目線を低くし、同じ事を何度も何度も「型」と「音」で教えてあげなければ、犬の知能では理解できないのです。あせらず、イライラせず続けてください。

今6ヶ月・・・ちょうど反抗期の時期です。(個体差はあります)。飼い主さんを試そうとする時期、主従関係を確認する時期です。ゴハンを残したり、反抗的態度がいくつか出て来るかもしれません。ここでに従属的になってはいけません。とり乱したりせず、冷静に毅然と応じてください。
 
何歳になっても、しつけは大切ですが、特に1歳までは気が抜けません。


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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