犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけで自分の犬に噛まれるので怖い

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ボーダーコリー5歳です。
犬のしつけはリーダーウォークから頑張ろうと思ってます。
指を上げてオスワリ、手を広げてマテはほとんど出来るのですが、散歩の途中に他の犬が前方から来たり、自転車の子供が来たりすると、なかなかすぐにオスワリやマテが出来ません。
 
コングにたこ紐をくくりつけて、少し投げてはオイデとアウト(口から離す)の練習をしてみましたが、たこ紐が絡んだりして取ろうとすると唸られたりして、ドキドキしています。

首のまわりに手を近づけると警戒するようで、こちらがコワイと思うのを微妙に感じ取って余計にお互いが緊張してしまうようです。
 
私が子供の頃よその犬に噛まれたことがあり、その後10年くらいは犬が怖かったことがよみがえってきました。犬が近づくだけでドキドキして緊張していた覚えがあります。
 
今の飼い犬の前の犬はのんきな性格の犬だったので、コワイと思ったこともなく犬が大好きになったのでそんなことはさっぱり忘れてましたが、最近犬をコワイと思い始めてから、ちょっとしたことでドキドキしてしまいます。

私自身も家族も二度と噛まれたくないのですが、こんな状態では緊張感が伝わってしまうのでしょうか。
可愛い半面、噛まれたらコワイ!とビビってしまってます。
 
堀川様は以前に、叩いたことから噛まれたりしたとマニュアルに書いてありましたが、コワイという感じはなかったのでしょうか?
どうやってこの気持ちを克服しながら犬を矯正していけるのか、アドバイスをよろしくお願いいたします。
 
またコングのしつけ方も、投げたものを持ってこさせるだけで良いのかお聞きしたいと思います。
時々引っ張り合いのようになって、なかなか引っ張っても近づいて来ないで咥えたまま後ずさるので取られそうになります。

一度は紐が切れてしまい、ハウスの中へ持ち込んでしまいましたがオイデと言ったら持って出てきました。

そのまま取り上げると噛まれるかもしれないと思い、オスワリをさせアウトで口から出したところを棒で手繰りよせるという状態でした。
 
今までのように時々庭で自由に遊ばせたりしないで、散歩以外はつないでいるので犬もストレスを感じていると思います。サークルの中に入れておくように飼えれば良いのですが、スペース的にも無理なので係留するしかありません。
 
むやみに声をかけたりもせず、視線も合わさないようにしてるので犬もとまどってる様子です。

今までたたいたりしたことは無く、ただ甘やかしていたとは思います。普通以上に神経質な性格だと思います。

怖がりで、一度コワイと思ったことはとても警戒してビビっています。その点は飼い主にも性格が似ているのかもしれません。
 
あれこれ考えると夜も眠れないくらい悩んでいます。
どうぞ良いアドバイスをお待ちしております。


m2.png> 散歩の途中に・・なかなかすぐにオスワリやマテが出来ません・・

↑これは社会化(慣れ)の問題です。毎日できるだけ外で過ごす時間を多く確保して、他人や犬をたくさん見せましょう。距離をたくさん歩く必要はありません。どこかに座ってノンビリ行きかう人や犬を見せれば良いです。

そして型でも教えます。散歩中、前方から人や犬が見えたら、首輪をガッチリつかんでスワレ・マテの型を作ります。飼い主さんも一緒にしゃがんであげて、安心させると同時に型をガッチリキープします。すれ違う間、マテの指示を出し「〇〇良い子!」と肩をポンポンして褒めます。それを何度も続けながら見送ってください。

慣れる経験と同時に、褒められることで落ち着き、理解していきます。

そして同じ教えも褒めも、関係次第で吸収力が全然違ってきますので、普段の態度・リーダーウォークを中心に、あせらず関係作りをがんばってください。

ヒモ付ボール遊びですが、犬を遊ばせる感覚で与えっぱなしにすると、からまってしまいますので、投げたらもう過ぐに引いて回収すると良いです。

目的はとにかく「主導」することです。投げる前に必ずスワレ・マテをさせ、できたら褒めて投げる。余裕が出てきたら、ご自分の目を指さし「ミテ」でアイコンタクトを覚えさせ、目が合ったら褒めて投げる・・というのも良いです。

ヒモはできるだけ太い方がからまりにくいです。コングの穴いっぱいに太い方が良いです。また、無理に遊びの形のキレイさにこだわらなくても良いですので、とにかく「主導」を意識して、「指示→従う→褒める」を徹底すること・・仕事を与えて褒めることを癖にしましょう。

とは言っても難しいことをさせる必要はなく、スワレでもフセでも何でも良いわけです。

それから「怖さ」ですが、ボーダーコリーの大きさくらいになれば、どんなに気が強い人でもやっぱり怖いです。物理的な準備も必要ですから、ホームセンターにでも行って、厚手の安心できそうな手袋を探してみてください。精神的な余裕を持つ準備は大事です。

真冬の犬の散歩では、厚手の手袋もされていると思いますので、それを使っても良いですし、もっとしっかりした物を新たに買っても良いです。ホームセンターに行けば、作業用のしっかりした物も意外と安く売っていますので、探してみてください。

私も子供のころ犬に噛まれました。知らない犬に足を噛まれて血が出たこともありましたし、いとこの家の犬を預かって、手を強烈に噛まれたこともありました。

でもそのいとこの犬ですが、数日あずかったのですが、最初は言うこともちゃんと聞いていたんですが、(私が従属的に)可愛がり過ぎて関係が悪化したんだな~・・と、自分が大人になって犬のしつけができるようになってから気付きました。

子どもの私は、犬が可愛くて飼うのが嬉しかったんですね。(今もそうですが)。
でも、それが犬に誤解を与えてしまったんですね。散歩では犬の好きに歩かせて、自分は後を付いていく・・ゴハン前もスワレなどをさせずに、「良い子だね~」なんて声掛けナデナデして食べさせていました。

それらの態度が犬に誤解を与えて、見抜かれたんだな~・・と後に気付いたのです。

犬が怖い場合は、先ほどのように物理的なガードを準備しても良いですし、また無理に接触系のしつけ法はしばらく使わずに、距離が保てるリーダーウォーク中心にすれば良いです。あせらず、できることからやっていけば良いです。

家のゴールデンも怖かったです。30キロもある犬が本気で唸って噛み付いてきますから・・

でも手袋をして、リーダーウォークなら怖くないです・・上着とズボンも二重にしたり、厚手のものを着用しました。

また犬がケージ内にいて、ゴハンのマテ(お預け)なら全然怖くないはずです。しっかりスワレ・マテをさせ、態度をしっかり示してください。できたらフードのお皿をケージ内に入れ「ヨシ」の合図を出します。

いつでも何でも「主導」・・態度をしっかり示すことです。最初はできなくても毎日意識すると段々表現も上手くなっていきます。自覚すると自然に態度に現れるようになっていきます。犬のしつけ手法そのものよりも、地味ですが最も大切なことです。

犬は本能の目で見て、感じています。

では、また頑張って続けてください(^-^)


 


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