犬のしつけがQ&Aで分かる!

2歳の犬のしつけで遊び・抱っこ・あお向け・マーキング・リーダーウォーク

質問内容
早々にご回答をくださり、感動しながらメールを拝読しました。(トイプードルのメス2歳)

この1週間、家の犬ががよそよそしかったのは、私の激変に うろたえていたという事もあるのですね。
 
堀川様のメールで とっても勇気がわいてきました。焦らず 一歩一歩頑張ります!

あと以下の4点について ご教授いただけませんか?

1)ボールなどを投げると、犬はもの凄いスピードで取りに行きますが、くわえたままウーウーうなって振り回し、私が近づいて取ろうとすると、逃げて 触らせまいとするのです。

待っていてもボールをくれないので、私はそのまま無視してそこでゲームは終了というパターンが多いです。『持ってこい』&『出せ』の秘訣ってありますか?

2)ヒザの上で寝かせたり、抱っこをしたりしても良いでしょうか?
また、寝る時ベッドで寝ていますが、ケージ等に変えなければいけませんか?

3)仰向け固めについて
基本的にヒトにお腹を見せる事が好きな為、仰向け固めして怖い声でNOと言っているにもかかわらず、気持ち良いのか、目をつぶって 寝てしまいます。

この場合、仰向け固めの意味は半減でしょうか?
それでも継続効果はありそうでしょうか?

4)メス犬ですが、マーキング(逆立ちをして)をします。
この1週間はお散歩の時 なるべくにおいを嗅ぐスキも与えず、足早に歩いていました。目を合わさない様、ほとんど私は前を向いて(時々横目)歩くのですが、犬を引きずっている感覚に気付き 振り返ると犬は引きずられながらウンチをしていました。
リーダーウォークをしていれば、そのうち、オシッコやウンチを道端でしなくなりますか?

チビはとても動きが早く、お散歩で180度反転しても カクッとなるどころか、むしろ私よりも早く反対方向へ歩いています。とりあえず勝ち気な子なので、時間はかかりそうですね。

以上4点 よろしくお願いいたします。


返答内容>『持ってこい』&『出せ』の秘訣ってありますか?・・

↑最後は絶対に飼い主さんがボールを回収して終わり・・という形を犬に見せてください。犬がそのまま遊んで終わりにしてはいけません。

普通のボールではなく、コングが丈夫で動きも不規則なので良いです。そのコングにヒモを付けるか、犬にリードを付けて、ボールを持って来なければ一貫して回収します。

まず普通の「コイ」ができないといけません。その前にはマテが出来ていないといけません。本書の通り教えてください。

そして、実際のボール遊びになると、犬がボールを咥えるともう夢中になってしまうので、機械的にリードやヒモを引いて回収します。指示音の関連付けもしながら褒めます。

そして、また投げてあげます。繰り返していくと犬は、「持ってくる→褒めてもらえる→投げてもらえる→また遊べる」ということを段々理解していきますので、ちゃんと持ってくるようになります。

もちろん犬も興奮しますので、すぐには覚えられませんし、普段の関係作り次第で言う事を聞く度合いは変わってきます。

ダセも同じです。まずは「指示が何を意味しているのか」しっかり教えないといけません。犬の知能ではシンプルに体現で教えないと分かりません。音とジェスチャーも関連付けます。

犬の口にわざと咥えさせ、「ダセ・ダセ・ダセ」を連呼しながら、実際に出して自分の手の平に乗せるまでを何度も何度も毎日毎日見せ続けます。それでやっと、「手の平のジェスチャー・ダセの音・自分がボールを出す行為」が犬の中で結びついていくのです。

>ヒザの上で寝かせたり、抱っこをしたりしても良いでしょうか?

↑まだ本質をご理解されていないようです。それらを続けた結果、犬が関係を誤解してしまったのです。それをしても関係が崩れない素性の犬も「マレ」にはいますし、しっかり関係作りができてから、されてみるのも良いですが、今はそれによって関係作りが失敗した・・という段階です。

すでにその時点で、精神的に負けてしまっているのです。チヤホヤのかまい方を止めないで、あお向けやリーダーウォークの手法だけを上塗りしてしまうと、余計に関係はこじれます。犬のしつけは全てつながっているのです。

3)の、あお向けは続けてください。今後はゴロンなどの指示で出来るようにしましょう。

>リーダーウォークをしていれば、そのうち、オシッコやウンチを 道端でしなくなりますか?・・

↑教えないと犬は何も分かりません。リーダーウォークは関係作りのための手段です。主導性と態度を示すための手法です。トイレや散歩のための練習法ではありません。

今はひたすら、どこでオシッコやウンチをしても叱らないで、「チチチチ」などの音の関連付けに注視することです。

音の関連付けが出来てくると、ケージから出したりボール遊びの興奮を少し与えて、音出しをするとそこでトイレしやすくなるので、前兆が見えたらすかさずケージ内のトイレへ誘導します。(ケージから出す際に犬にリードを付けておく)。

そこでトイレしている間ずっと、トイレを指差しながら指示音を連呼し、犬を褒めます。そういう段階で教えていきましょう。

リーダーウォークは家の中でもたくさんしてください。また、リードを付けたまま主導型のボール遊びをするのも良いです。投げる前にしっかりスワレ・マテをさせ、出来たら褒めて投げる、できなかったら型で教える、投げたらコイ・ダセの練習。

活発で動きが機敏な子ですので、「主導」でたくさん遊んでください。その遊びの中で、時々リーダーウォークを混ぜ込むと良いです。

今まで甘やかしチヤホヤが長かったですので、当然その分時間はかかります。チヤホヤを止めないで手法だけの上塗りでは、余計に悪化します。

まずは飼い主さんの意識改革です。そこから犬のしつけがスタートします。

あせらず急がず、やり続けてください。

では、頑張ってください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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