犬のしつけがQ&Aで分かる!

生後9か月の犬の飼い方しつけ

質問内容
こんばんわ。(柴犬の9か月のオスです)。また犬のしつけ相談というか、感じたことがありメールさせて頂きました。

その後、ご飯前のマテはだいぶ良くなり、ウーと言うことはほとんどなくなってきました。ただマテの途中で食べようとすることがあり、その時はダメで取り上げますが、その後、ガウガウと怒ることがあるので、その時は仰向け固めをしています。

仰向けは遊んでる最中もしてみたりしています。その時は遊びの延長みたいに感じてるような気がしますが、問題ないでしょうか?

抵抗して噛んできたりしますが、わりとすぐ・・・1分くらいで抵抗をやめます。またそのままにすると再び抵抗してくるときが多いですが、ちょっとでもおとなしくなったら、褒めて解放するようにしています。シッポは常にダラーンとしてるので極度の緊張状態ではないですよね?

初めて堀川さんに相談して数週間経ちますが、最初のほうでかなり改善が見られ、私たちにも再び犬に対する愛情が出てきて
良かったね、なんて話してたんですが、その結果私たちも油断してしまったと思います。改善と同時に、以前に比べれば全然少ないですが、つい話しかけてしまったり、(例えば主人が仕事が遅くなる、と連絡を受けたりすると、今日も遅いんだって~とか・・・)

じーっとこっちを見てるので、にっこりしてイイコ!と言ったりしていました。(指示なしに見つめられてる場合は、ダメなんですよね?) あと、一度誤飲で吐いてしまい、(カーペットのかけらのようでした)はいてる最中ナデナデしたり、その後一日は心配で大丈夫?など声をかけていました。。。(2日前のことです)

そしてここ3日くらい、ちょっとお座りをすぐに聞かなくなった・・?と思ってた矢先、今朝主人がゲージに近づいたら、すごい勢いでガウガウ言ったそうです。(今朝もマテができずご飯を取り上げたので、私にも怒ってました)

そういえば日曜に久しぶりに主人が散歩に行った際、ひっぱりがすごかった。。。と言ってたのを思い出し、私たちも調子にのって躾を怠ってたな。。(無意識のうちに)と気が付き、今日は再び気持ちを改めリーダーウォークしました。

やっぱり犬はこっちの態度を見てるんだな・・・と実感しました。

あと、とにかく食事への執着があったので、今までは食事の器をゲージに入れっぱなしにしていて、よく考えたらボールと同じで与えっぱなしみたいな感じにとられるのかな、所有欲につながるかも・・・と食後少ししたら片づけるようにしました。
それも大事なことですか?(というか基本中の基本・・ですよね・・)
 
あと去勢手術も現在検討中ですが、性格はあまり変わらないのでしょうか?
攻撃的な要素がすこし減る場合もあるのでしょうか?
犬はペットショップの人に、「かなりやんちゃです」と言われてたので、ホルモンバランスのせいではないような気もしますが(笑)

またまた長文で、質問ばかりで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。


返答内容それで良いんです。「犬は相手を見て感じて反応しているだけ・・」ということが、分かっていただけただけでも、素晴らしいことです。それと、犬は7・8か月過ぎると知能が高くなって視点も更に鋭くなります。

それから、今はまだ成長期の途中で不安定ですし、1歳過ぎてもまだまだ犬は経験不足です。犬がこれから年齢(経験)を重ね、しつけを続けていくと、犬との関係も良い状態が定着しますので、今よりもずっと楽で穏やかに暮らせます。

それまでは、今はしばらくガマンです。

>その時は遊びの延長みたいに感じてるような気がしますが、問題ないでしょうか?・・

↑今はこれで良いです。まずは「何をすれば良いのか」を十分定着させないといけません。定着していない時点で、指示でアレコレさせようとしても無理ですし、お互いイライラします。そういう時は、型を作ってあげて教えて褒めた方が良いです。

>シッポは常にダラーンとしてるので極度の緊張状態ではないですよね?・・

↑はい、まだまだ定着していませんので、感情的にならず続けていただければ大丈夫です。ゴロンの指示を定着させることと、あお向けにしたあと「マテ」も活用してください。

>食後少ししたら片づけるようにしました。それも大事なことですか?

↑もちろんです。食事も物もコングも、飼い主さんが完全管理するから、主従関係が明確になります。

>あと去勢手術も現在検討中ですが、性格はあまり変わらないのでしょうか?・・

↑あまり期待してはいけませんが、攻撃性は少し変わるはずです。しかし、それよりもガンや蓄膿症などの病気のリスクが減るので、そちらの意味を強くおすすめします。

そして、犬はみなヤンチャが普通です。動くものを追いかけ捕まえ噛みつき解体する・・吠える威嚇する・・。捕食動物ですし、番犬として猟犬として人間が選択育種で強化してきた能力ですので、犬に罪はありません。

犬の去勢手術の時期ですが、下腹部の被毛を根こそぎカットしないといけないので、寒い冬は止めましょう。梅雨時期や夏場も、傷口が感染症になりやすいので避けましょう。

それと、犬が成長して睾丸が降りてこないと手術できないので、獣医さんに一度診てもらいましょう。

では、また犬のしつけ頑張ってください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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