犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬の躾で大切なのは手法ではない

m1.png何冊か犬の躾本を買ったのですが治らない為、犬のしつけに困り調べてたらHPにたどりつき、聞きたい事がありメールさせて頂きました。
初めて犬を飼いました。6ヶ月のミニチュアダックスでうちに来てから2ヶ月が経ちます。
 
名前を呼んでも来ない・トイレができない・甘噛みする・散歩では好き勝手に引っぱり回す・拾い食いをする等を治したいと思っているのですが、HPの目次には細かい項目までは出てなかったので上記のような行動にも対応しているのでしょうか?
躾をしていく過程で上記のような行動も修正されていくのでしょうか?


m2.pngまず核心的なお話を率直に申し上げます。
 
犬のしつけというのは、各々の問題行動に対する対処法そのものが重要ではないということなんです。
 
ホームページでもお話いたしましたが、同じ手法を使っても、言う事を聞く人と聞かない人がいます。
 
これは犬が、人間のしつけの手法そのものを見ているわけではなく、人間一人ひとりの態度(自分にとってどういう存在か)、これを見て感じているのです。
 
だから主従関係がしっかり出来たならば、教えなくても甘噛みや要求吠え、引っ張りは段々と改善していきます。
 
そこが重要であり、しつけの全てなのです。
 
犬に毅然とした態度がとれない、甘やかしが止められない飼い主さんはいつまでたっても、どんな手法を使っても犬は言う事を聞いてくれないのです。
 
そして、犬の知能は低いです。シンプルな方法で何度も何度も、毎日毎日、根気良く教え続けなければいけません。
 
もし、○○様が何冊も本をお持ちならば、大切なことはもうご存知のはずです。
あとはあきらめず、強い気持ちでやり続けることです。
 
ただし本によっては、オヤツやオモチャで釣ったり、天罰方式やしつけグッズを使った手法もありますが、それはいけません。本当の主従関係は作れないからです。
 
そして使おうと思った時点で、すでに精神的に負けてしまっているからです・・
 
では、またご不明な点があればいつでもメールいただきたいと思います。


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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